(主催)大阪汽笛の会
観光列車「はなあかり」運行記念 惜別▪︎さよなら
『サロンカーなにわ』
写真展 開催中‼
(期間)令和7年9月28日迄
(場所}河毛駅コミュニティ ハウス(年中無休/6:30~18:00)
大阪汽笛の会代表
福田慶久氏のメッセージ
「先日,大井川鐵道に12系客車が譲渡された話で注目を浴びた。JR西日本の国鉄型客車のひとつ,14系サロンカーなにわ。
1983年に動力の近代化により余剰となっていた客車。 当時のお座敷列車ブームで、旧型客車が老朽化してきたなかで、バブル期真っ最中の世の中に、国鉄が若者受けするように、車齢の若い14系客車を当時の国鉄は苦肉の策で欧風客車を投入。
東京南鉄道管理局は、サロンエキスプレス東京をデビュー。それに遅れる事,半年。西の大阪鉄道管理局では、サロンカーなにわがデビュー。
時代はバブル期。赤字に苦しむ国鉄に新しい風が吹き込みました。 そして,しばらくは欧風客車ブームが続いて、全国各地に欧風客車が改造されました。そして国鉄の分割民営化。
サロンエキスプレス東京をはじめ,各社に散らばった欧風客車の老朽化により新しい観光列車の時代が到来。 その中で最後のジョイフルトレインと呼ばれた,サロンカーなにわが、ついに今年の6月の岡山県ツアーで約40年で終焉を迎えました。 最後のジョイフルトレイン、サロンカーなにわの数多い運転のなかで、文章や写真には全てを発表できませんが、今回はいちばん輝いた写真を展示させていただきました。
皆様からして、こんなシーンもあっただろうと思われるかもしれませんが、全てを展示するには限界があります。あとは心の中の思い出として残していただけたら幸いです。また,初めてご覧になられるかたは、バブル期の華やかな時代を思い馳せていただけたらと思います。
長々となりましたが、皆様の心のなかで、サロンカーなにわは走り続けてます。
2022.08.31